今昔続百鬼―雲

2008年3月26日 読書
……結局、図書館に立ち寄ったときに書架に並んでるこの本を見て『やっぱり、刊行順に読むのが礼儀だよなぁ…』と、思い。

読むことにしましたvv
『陰摩羅鬼の瑕』、後回し〜(苦笑)

で、読んだわけなんですけどね。
スンマセンっしたッ!!!!!
正直、自分が京極堂だとか関口くんだとか榎さんだとかをこんなに好き!だとは思ってませんでした。。。

……進まないンすよ……、本が。
最後の「古庫裏婆」で京極堂が友情出演する…と知ってても、どうしても読むスピードが上がらなくて(苦笑)
それで、今日までかかっちゃった、というワケなんです。

別に多々良先生が嫌いなわけでも、沼上さんがイヤなワケでもないんですけど、京極堂だとか関口くんだとか、榎さんだとかに比べて薄いんですよねぇ……。
短編集だからしょうがない…とも思うし、多々良先生に講釈を延々垂れられるなんて問題外に鬱陶しいとは思うんですけども。。。(ちょっとッ!!!京極堂の薀蓄はイイのかよッ!)


…ま、そういうわけで。
ちょっとした箸休め。
多々良先生と、京極堂の出会いを書いたものなのだと思えばまぁ…納得????(笑)

でも、なんというか多々良先生を見ていると、京極堂だって一歩間違えば「こう」なんだよなぁ…と感慨深い気分にはなりました(笑)
彼は比較的…自主的に首を突っ込むタイプではないので、随分と違う印象には映りますけども、でも、本当は多々良先生と大差ないだろう。と(爆)
妖怪オタクには違いないし(笑)
多々良先生を妖怪以外にも博識にしたものが、中禅寺…みたいな感じでしょうか。



…なんにしても、コレ読んでて考えることは中禅寺のコトばかりでした(苦笑)



でも、多々良先生みてると実際事件解決なんてそんなもんじゃねぇのか?とも思います(苦笑)
中禅寺みたいに、理詰めで犯人オトすほうが珍しいと思う(笑)
『偶々』感が、この小説がライトに読める理由だろう、と。


は。
でも、次回はやっと『陰摩羅鬼』です♪
中途半端に読んだ状態でこっちを読み始めちゃったので、どこから読もうか考え中v
でもvvv
榎さんと関くんが二人で旅行vなんて、考えただけで萌えvです(爆)
そこに中禅寺がいないことだけが悲しい……!!!!(爆)

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